
Part 2へようこそ!
今回は「色と仕上がり」について深掘りするよ。
Part 1のデータ作成の知識と合わせて読んでね!
それじゃあ、始めよう!

ここからは紙に印刷するときの「色」のお話!画面との違いを知っておくと、仕上がりをイメージしやすくなるよ。
モニターは光の三原色「RGB」、一般的な紙印刷はインクの「CMYK」で色を表現します。RGBで鮮やかに見える青・緑・蛍光色は、紙では少し落ち着いて見えることがあります。
印刷用データは最初からCMYKで作成し、写真も適切なカラープロファイルで確認すると差を抑えられます。最終的な入稿条件は利用する印刷会社の仕様を必ず確認してください。
同じデータでも、紙の白さ・表面の滑らかさ・光沢によって色の見え方は変わります。コート紙は写真や色が鮮やかに見えやすく、上質紙は反射が少なく自然で落ち着いた印象になります。
クラフト紙や色紙では紙そのものの色がデザインに影響します。淡い色や白い部分が想定どおり出ない場合があるため、紙色を生かした配色と十分なコントラストが必要です。
写真を鮮やかに見せたいならコート紙、文字の読みやすさや温かみを重視するなら上質紙が選択肢になります。印刷会社の用紙見本で確認すると安心です。

紙は白さや質感で色の印象が変わるんだ。
デザインの目的に合わせて用紙を選ぼう!
写真やグラデーションを紙面で美しく見せるには、画像を原寸300dpi以上で配置し、明るさとコントラストを印刷向けに整えることが大切です。
ただし、画面で見る色(RGB)と実際のプリント(CMYK相当)では発色が異なる場合があります。特にネオンカラーや蛍光色はプリントでの再現が難しいため、やや落ち着いたトーンになることをあらかじめご了承ください。
グラデーションを使う場合は、色の変化が緩やかなデザインの方がキレイに仕上がります。急激な色変化はバンディング(縞模様)が出やすくなるため、なだらかなグラデーションを意識しましょう。

蛍光色やネオンカラーはプリントだと少し落ち着いた色になるんだ。画面と実物の色の差が気になる人は、Pantoneカラーで指定すると安心だよ!
理想の紙面に仕上げるために、最後にいくつかの注意点をまとめます。
まず、モニターの色はあくまで目安です。お使いのディスプレイの設定や環境光によって色の見え方は変わります。色の正確な再現が重要な場合は、Pantone等のカラーチップで指定いただくのが最も確実です。
断裁にはわずかなズレが生じるため、背景は仕上がり線の外側まで伸ばし、文字やロゴは安全マージンの内側へ配置します。
同じデータでも印刷会社・用紙・印刷時期によって色味が変わることがあります。厳密な色合わせが必要な場合は、利用する印刷会社に色校正の可否を確認してください。
・データ形式:印刷用PDF / .ai / .eps(画像は原寸300dpi以上)
・フォント:すべてアウトライン化済み
・配置:重要な要素は仕上がり線から3〜5mm以上内側
・塗り足し:仕上がり線の外側3mm以上
・カラーモード:CMYKで作成
・用紙と印刷会社の入稿仕様を確認

ここまで読んでくれてありがとう!チェックリストを確認したら、あとは実際にデザインを作ってみよう。わからないことがあれば、お気軽に相談してね!