
はじめまして!おおいちゃんだよ。
紙のデザインならなんでも掘り下げて調べるのが大好きなんだ。
今日は名刺やチラシなど、印刷用データを作るときのコツを解説していくよ。
さっそく始めよう!
紙の印刷では、名刺・チラシ・ポスター・冊子など、仕上がりサイズに合わせて正確にデータを作ることが大切です。
入稿データの品質が、文字や写真の鮮明さにそのまま影響します。
推奨フォーマットは Adobe Illustrator形式(.ai / .eps)または印刷用PDFです。ロゴや図形はベクターデータ、写真やラスター画像は原寸で300dpi以上を目安にしてください。
画像データ(.jpg / .png)からの入稿も可能ですが、小さい画像を引き伸ばすと仕上がりがぼやけてしまいます。できるだけ大きなサイズの元画像をご用意ください。紙媒体やスケッチからのデータ化も承っています(別途お見積り)

データの解像度はめちゃくちゃ大事!スマホで撮った写真をそのまま使うと、プリントしたときにぼやけちゃうことがあるから注意してね。迷ったらベクターデータ(.ai)が最強だよ!
紙面では、断裁時にわずかなズレが生じることを想定して配置します。背景色や写真を仕上がり線まで入れる場合は、外側まで塗り足しを付けましょう。
文字・ロゴ・QRコードなどの重要な情報は、仕上がり線の近くに置かず、安全マージンの内側に配置します。名刺のような小さな紙面ほど、余白が読みやすさと上質感を左右します。
二つ折りや冊子では、折り位置・綴じ側・ページ順も確認が必要です。印刷会社のテンプレートがある場合は、その仕様を優先してください。
背景や写真は仕上がり線の外側3mmまで塗り足し、重要な文字やロゴは仕上がり線から3〜5mm以上内側へ。印刷会社の指定がある場合は、その数値に合わせます。

断裁には少しズレが出ることがあるんだ。
背景は外まで伸ばして、大切な文字は端から離すと安心だよ!
商品名・見出し・説明文など、文字は紙面デザインの重要な要素です。選ぶフォントによって印象は大きく変わります。
チラシやポスターの見出しには太めのゴシック体、上品な名刺や案内状には明朝体やセリフ体が適しています。本文では雰囲気だけでなく読みやすさを優先しましょう。
細すぎるフォントや小さすぎる文字は、用紙や印刷方式によってかすれることがあります。名刺の補足情報でも6pt程度を下限の目安とし、本文は8〜10pt程度から検討してください。
入稿時にはフォントを必ずアウトライン化(パス化)してください。アウトライン化しないと、制作環境にないフォントが別の書体に置き換わってしまう場合があります。

アウトライン化を忘れるのは"あるある"ミスなんだ。入稿前に必ずチェックしよう!
見出しは太め、本文は読みやすい太さにすると、情報がすっきり伝わるよ!
アウトライン化とは、フォントデータを「文字情報」からグラフィックの「パス(図形)データ」に変換する作業です。アウトライン化されていないデータを入稿すると、弊社の制作環境にそのフォントがインストールされていない場合、全く別の書体に置き換わってしまいます。意図したデザインを正確に再現するために、入稿前に必ず実施してください。
Illustratorでのアウトライン化は、すべてのオブジェクトを選択した状態で「書式」メニュー→「アウトラインを作成」を実行するだけです。アウトライン化後は文字の再編集ができなくなるため、元のファイルを別名で保存しておくことをおすすめします。
① ファイルを別名で保存(例:デザイン_入稿用.ai)
② メニュー「選択」→「すべてを選択」(Ctrl / ⌘ + A)
③ メニュー「書式」→「アウトラインを作成」(Ctrl / ⌘ + Shift + O)
④ メニュー「書式」→「フォント」でフォント名が表示されないことを確認
⑤ 上書き保存して入稿
アウトライン化が完了しているかは、Illustratorの「書式」→「フォントを検索」で確認できます。フォントが1件も検出されなければOKです。また、テキストボックス(Tアイコン)がパス(四角アイコン)に変わっているかも目安になります。

「アウトライン化したつもりだったのに、一部だけ忘れてた!」というケースが多いんだ。ロックしているレイヤーや隠しオブジェクトにも注意してね。「すべてのレイヤーのロックを解除」→「すべてを選択」→「アウトラインを作成」の順でやると安心だよ!